昨日、私の人生のターニングポイントは「高校時代」にあったと言う話をしました
そのターニングポイントは環境だけでなく、人との出会い
これも大きかったです
私が通っていた高校には素晴らしい先生がたくさんいました
熱血教師!って感じのとにかく熱い先生
生徒それぞれの個性を伸ばしてくれる熱い教師だらけ
でも、私のターニングポイントになった大きな出会いは、教師ではなく友人でした
まさに、アルプスの少女ハイジでも、クララを育てたのは大人ではなく子ども同士・・・って言うのと似ているのかも(笑)
私はどうして、変われたんだろう?と思った時に浮かんだ人
Kちゃんです
Kちゃんは同じバスケ部
Kちゃんには本当に本当に迷惑をかけまくった3年間でした
なぜ、Kちゃんの存在が私の人生のターニングポイントになったのか・・・
Kちゃんと私はタイプが全然違います
その分いっぱいケンカもしました
でも、ここがポイント
私は本音を隠して生きる癖があったので、友達とケンカしたのはきっと初めてのこと
Kちゃんには自分の全てが見せれたのです
そんなKちゃんのおかげで、隠していて今まで自分でも見えなかった自分の姿が見えて来たのです
それによって、私の人生の開花に繋がったのでしょう
Kちゃんの親には顔向けできないほど高校時代はKちゃんを振り回しまくっていました
私は小学校のころから児童会役員・生徒会役員に憧れていました
しかし、立候補は2回くらいしたのかな・・・?
あまり覚えていませんが、とにかく当選はしませんでした
そんな私の夢はまだ、諦めきれず高校でも生徒会役員に立候補しました
私の高校の生徒会は、本当に生徒があらゆることを決断し、進めていける素晴らしい場所でした
私は会計と副会長として1年間、生徒会役員の任期を勤めました
制服改善、世界ギネスブックに載った150mパノラマ写真など、通常の行事以外にも活動内容が多かったです
Kちゃんは生徒会ではありませんでしたが、私が生徒会役員になったと言う理由のもと、めちゃくちゃ手伝いをいっぱいしてもらいました
朝、7時前頃にはKちゃんも一緒に登校してもらい、生徒会の仕事を手分けしてもらう・・・
よく文句を言わなかったな~と思うほど
そして、私は高校3年間連続で毎年骨折していたのですが、私が骨折して困るのはKちゃんです(笑)
腕を骨折した時は、Kちゃんと2人でバスツアーのボードに行った時でした
ゲレンデで、手首を骨折
手袋を外して確認したら、面白いほどどんどん腫れていく・・・そして、手袋も入らない状態に・・・
そんなゲレンデの真ん中からKちゃんは私のボードを抱えて歩いて下りてくれたな~
また、帰りも私の荷物を全部抱えて帰ってくれて・・・
家族のように甘えた自分が出せる、Kちゃんとの仲でもさすがに申し訳ないと感じました
そして、そんな申し訳なさはまたもや繰り返す・・・
次に骨折をしたのは3年生の運動会
今度は足の骨折でした
足を骨折して、松葉杖生活
もちろんKちゃんに迷惑かけちゃいますよね・・・
Kちゃんは荷物持ちから、移動教室のケア等、本当にいっぱい助けてくれました
帰りは、当時お付き合いをしていた彼と一緒に帰っていました
私の彼とKちゃんの彼も友達同士
私とKちゃんの用事が終わるまで、彼同士も2人で一緒に待っていてくれました
しかし、途中で私は彼と別れることに・・・
となれば、優しいKちゃんは松葉杖の私をほっておけない・・・と彼より私を優先してくれました
松葉杖をついて1人で帰るなんて寂しさ倍増だから、Kちゃんがいてくれて本当に嬉しかったけど、その後Kちゃんと彼が別れてしまったことにはとっても申し訳ない気持ちがいっぱいでした
なぜそんなKちゃんとの出会いが、私の人生の開花に繋がったのか・・・?
Kちゃんという存在が私の心の安定だった分、安心して本音の自分が出せるようになったからでしょう
また、やりたいことは山ほどあって、やりきれないほどの課題を見付けてくる私
そんな私のやりたいことを手分けしてサポートしてくれるKちゃん
Kちゃんの存在がなかったら、きっと私は開花出来なかったな・・・と改めて感じました
Kちゃんという、安心して本音が出せる友人に出会わなかったら、私はいつまでも本音を隠して生きていたのかも・・・
そのKちゃん、今は保育園の先生をしています
しかも、私の恩師の子どもが通う園で
これも運命の一つなのかな~
10年間、本音を隠していたことに気付かなかったら、Kちゃんへのありがたさもここまで感じなかっただろうに・・・
私という花が咲くために、Kちゃんは土を耕して、草取りをして・・・って地道な作業をフォローし続けてくれたんだと思う
PS.写真は高校3年生の文化祭で、私とKちゃんが中心となり作成した巨大貼り絵です
3階建ての校舎と同じ高さの、野間灯台と内海の花火をモチーフにした貼り絵
めちゃくちゃ巨大だった分、すっごく大変でした